冷え性、冬だけの問題だと思ってません?年中使える「温活」のコツ

冷え性、冬だけの問題だと思ってません?年中使える「温活」のコツ

夏なのに靴下を履いて寝る人、意外と多い

冷え性というと冬のイメージが強いですが、実はオフィスのエアコンがガンガンに効いた夏場に「足先が氷みたい」と訴える人、かなりいるんです。特に女性に多い印象がありますが、50代以降は男性でも冷えに悩む方が増えてきます。

筆者の母(68歳)は、真夏でも必ずカーディガンを持ち歩いています。「冷房が効きすぎてるところが多いのよ」と言っていますが、実はこれ、単なる寒がりではなく、年齢による体温調節機能の低下が関係しているんです。

そもそも「冷え性」って何が起きてるの?

冷え性は、末梢の血管が収縮して血行が悪くなり、手足などの末端に十分な血液が行き渡らない状態です。原因はさまざまですが、主なものとしては——

自律神経の乱れ、筋肉量の不足、ホルモンバランスの変化、ストレス、運動不足。これらが複合的に絡み合っていることが多いです。特に40代以降は、女性は更年期によるホルモン変化、男性は筋肉量の低下が大きな原因になります。

「冷えは万病のもと」と昔から言いますが、これは大げさではありません。体温が1℃下がると免疫力が30%低下するという説もあるほど。冷え性を「体質だから仕方ない」と放置するのは、実はかなりもったいないことなんです。

季節を問わず使える温活のコツ

1. 「首」のつく場所を温める

首、手首、足首——この3つの「首」には太い血管が皮膚の近くを通っています。ここを温めると、温かい血液が全身に効率よくめぐります。冬はマフラーやレッグウォーマー、夏でも薄手のストールや長めの靴下を活用してみてください。

2. 朝一杯の白湯(さゆ)

朝起きてすぐに温かい白湯を飲む。シンプルですが、これがけっこう効きます。内臓が温まると代謝が上がり、体全体がじんわり温かくなる感覚があります。インドの伝統医学アーユルヴェーダでも推奨されている方法です。50℃くらいの、ちょっと熱いかなというくらいの温度がベスト。

3. シャワーだけで済まさない

「忙しいから朝シャワーだけ」という人、増えていますよね。でも冷え性の方にとって、湯船に浸かることは最も手軽で効果的な温活です。38〜40℃のぬるめのお湯に15分程度。熱すぎるお湯は逆に体を興奮させてしまうので注意です。入浴剤に「炭酸系」を使うと、血行促進効果がさらにアップします。

4. 筋肉量を増やす

体の熱の約40%は筋肉から生まれます。つまり、筋肉が少ないと冷えやすい体になる。特に下半身の大きな筋肉(太もも、お尻)を鍛えると効果的です。スクワットを1日10回×3セット、これだけでも続ければ体感温度が変わってきます。

5. 温め食材を取り入れる

東洋医学では、食材にも「体を温めるもの」と「冷やすもの」があるとされています。しょうが、にんにく、ねぎ、にら、シナモン、唐辛子などは温め食材の代表格。逆に、きゅうりやトマトなどの夏野菜は体を冷やす傾向があります。冷え性の方は、夏でも冷たいサラダばかりにならないよう気をつけてみてください。

冷え性がひどい場合は病院へ

ただの冷え性だと思っていたら、甲状腺機能低下症や貧血だったというケースもあります。手足が異常に冷たい、しびれを伴う、皮膚の色が変わるなどの症状がある場合は、一度内科を受診してみてください。

※冷え性は体質的な要因も大きいですが、生活習慣の改善で緩和できることが多いです。まずはできることから始めてみましょう。

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