60代からでも遅くない!運動を始めた人たちのリアルな声
「この歳で運動なんて」は大間違い
会社の先輩(62歳)が、定年退職を機にウォーキングを始めたんです。最初は「散歩みたいなもんだよ」と言っていたのが、半年後には毎朝5km歩くようになり、1年後にはなんと地元のウォーキング大会に参加するまでに。本人いわく「現役時代より体の調子がいい」そうです。
こういう話、実は珍しくないんですよね。60代から運動を始めて人生が変わったという方々のエピソードを、いくつかご紹介します。
Aさん(64歳・女性):ヨガで腰痛が消えた
長年の腰痛に悩んでいたAさん。整形外科に通っても「加齢ですね」と言われるばかりで、半ば諦めていたそうです。娘さんに勧められて「シニアヨガ」の教室に通い始めたところ、3ヶ月ほどで腰の痛みがかなり軽減。「最初は体が硬くて恥ずかしかったけど、周りも同年代だから全然気にならなかった」とのこと。今では週2回のヨガが楽しみになっているそうです。
Bさん(67歳・男性):水泳で血圧が下がった
高血圧で薬を飲んでいたBさん。主治医から「運動してください」と言われるものの、膝が痛くてウォーキングは続かない。そこで勧められたのが水泳、というより水中ウォーキングです。市民プールの「健康コース」で週3回、30分ずつ歩くことから始めました。水中だと浮力があるから膝への負担が少ない。半年続けたら血圧が10mmHgほど下がり、主治医にも褒められたそうです。
Cさん(61歳・男性):筋トレで人生観が変わった
これは正直、最初聞いたとき驚きました。61歳でジムに入会して筋トレを始めたCさん。きっかけは孫を抱っこした時に「腕がプルプルした」こと。「このままじゃまずい」と一念発起してパーソナルトレーナーについてもらい、週2回の筋力トレーニングを開始。
1年後、体脂肪率は25%から19%に。でもCさんが一番変わったと言うのは体よりもメンタルだそうです。「目標を持って取り組むことが久しぶりで、毎日が充実している。会社員時代のほうが老けてた」と笑っていました。
60代の運動で科学的に証明されていること
体験談だけじゃ説得力に欠けるかもしれないので、研究結果もお伝えしておきます。60代から運動を始めた場合でも、以下のような効果が報告されています。
- 筋肉量は何歳からでも増やせる(もちろん20代と同じペースではありませんが)
- 週150分の有酸素運動で心血管疾患リスクが約20〜30%低下
- 運動習慣のある高齢者は認知症リスクが約30%低い
- バランストレーニングで転倒リスクが約40%低下
始めるときのポイント
ただし、いきなり無理をするのは禁物です。特に60代で運動経験が少ない方は、以下の点に注意してください。
まず、始める前に一度かかりつけ医に相談すること。心臓や関節に問題がないか確認してもらいましょう。そして、最初はとにかく「軽すぎるかな?」と思うくらいから始めること。ウォーキングなら10分から、筋トレなら自重だけから。物足りないくらいが丁度いいんです。
一番大事なのは「続けること」。週に1回でも2回でもいい。完璧を目指さず、生活の一部にしていくことで、体は必ず応えてくれます。
※運動を始める前に、特に持病のある方は必ず医師にご相談ください。