朝の散歩が変えた私の体調——半年続けて気づいたこと
正直なところ、私は運動が大の苦手でした。学生時代から体育の成績は万年「3」。社会人になってからは、通勤で駅まで歩く以外にまともな運動なんてしたことがなかったんです。
そんな私が朝の散歩を始めたのは、去年の10月。きっかけは健康診断でした。血圧が上142、下が93。医師から「このままだと薬が必要になりますよ」と言われて、さすがにまずいなと。
最初の1週間は地獄だった
「朝6時に起きて30分歩く」。たったこれだけのことが、最初はとんでもなくつらかったです。10月の朝は意外と寒いし、布団から出るのが本当に嫌で。3日目にはもう「今日はいいか…」と思いました。
でも、近所の善福寺川沿いの遊歩道を歩き始めたら、意外と悪くない。朝の空気って、昼間とは全然違うんですよね。ひんやりしていて、頭がすっきりする感じ。散歩している人も結構いて、常連さんとは自然に会釈を交わすようになりました。
1ヶ月目:体重より先に変わったもの
最初に変化を感じたのは「睡眠」です。それまで夜中に2〜3回トイレに起きていたのが、1回で済むようになった。朝もスッと起きられる。これは本当に驚きました。
体重はというと、最初の1ヶ月で1.2kg減。劇的ではないけれど、食事制限は一切していないので、散歩だけの効果としては上々じゃないでしょうか。
3ヶ月目:血圧に変化が
12月の再検査で、血圧が上132、下86に。先生も「お、いいですね」と。薬なしでここまで下がったのは嬉しかったですね。友人のTさん(58歳)にこの話をしたら、「俺もやろうかな」と言い出して、今では時々一緒に歩いています。
冬場は手袋とネックウォーマーが必須でした。ユニクロのヒートテックを着込んで、完全防寒で歩きましたよ。真冬の朝は正直つらい。でも、歩き終わった後の自販機の温かいお茶が最高なんです。
続けるコツは「頑張らない」こと
半年続いた一番の理由は、たぶん「無理をしなかった」からだと思います。雨の日は休む。体調が悪い日も休む。旅行中ももちろん休む。「毎日やらなきゃ」と思った瞬間に嫌になるので、週4〜5日歩ければOKというゆるいルールにしました。
あと、スマホの歩数計アプリは地味にモチベーションになります。「今日は4,200歩か」とか数字で見えると、ちょっと嬉しい。
散歩って、ジムに行くより手軽だし、お金もかからない。何より、季節の変化を肌で感じられるのがいいんですよね。桜の時期なんか、朝の散歩が一番の花見でした。井の頭公園まで足を延ばした日は、朝靄の中に桜が浮かんでいて、あれは忘れられない光景です。
半年経った今の数値
直近の健康診断では、血圧が上128、下82。体重は4.3kg減。中性脂肪も正常範囲に収まりました。数値以上に実感しているのは、階段で息切れしなくなったこと、そして毎朝「今日も歩くか」と自然に思えるようになったことです。妻にも「顔色が良くなった」と言われました。散歩ひとつでこんなに変わるとは、正直、自分でも驚いています。
もし「何か運動を始めたいけど、何をすればいいかわからない」という方がいたら、まずは朝の散歩を試してみてください。騙されたと思って、2週間だけ。きっと、何かが変わり始めますよ。
※本記事は個人の体験談です。血圧や体調に不安がある方は、まず医師にご相談ください。